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くうねるだす

信州大学4回生の自然派ブロガー。 おいしいものがすき。おさけも少々。

究極のアウトドアに挑戦!空きカンでご飯は炊けるのか?

アウトドア 旅行 旅行-国内 旅行-ヒッチハイク 食べる
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こんにちは。南蒼樹(@Sight50Sky)です。

本日は、雑食ヒッチハイカーの滋賀の旅シリーズ最終章。

outdoor-life

これまでの旅はこちら。 

kuunerudasu.hatenadiary.jp

 

あらすじ

友達を訪ね長野から滋賀へヒッチハイク。
全国から集まった奇人変人と対等に渡り合い体力を消耗したぼくは、映画を観ている途中に寝落ちて3日目が終了しました。
 

Day4. やたら険しい長浜名物までの道のり

 
朝起きると雨。
晴れれば焼き芋をしたり、琵琶湖にビッシーを探しにいったりしようと思っていたのですが、こればっかりは仕方がありません。ああ残念だ。
 
そこで、お昼ごはんを食べにいくことに。
食べてばかりの気もしなくもないが、せっかく滋賀まで来たんだから名物を食べない手はない。
 
目当ては長浜(彦根のちょっと北、米原から3駅)の郷土料理、焼き鯖そうめん。
 
駅前の「翼果楼(よかろう)」というお店(昨夜満腹のくせに探したとこです
f:id:kuunerudasu:20151118211101j:image
食べログ3.53(3.5以上は4%未満)に期待が高まります!
 
 
 
 
が、
 
「本日定休日」
 
あまりのショックに写真を撮ることもできませんでした。
 
お店を決めたのはいいものの、定休日を確認しないというミス(個人的にすごくあるある)。
 
しょーへーが「こーゆー日は行く店行く店全部定休日やねん。」とか言い出します。
 
しかし、ヒッチハイクで培ったメンタルはそんなことじゃあ折れません。他の焼き鯖そうめんのお店を探します。
 
駅前を手ぶらで離れるのは癪だったので、ソフトクリームを買いました。
(というより普通に美味しそうだった)

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長浜の観光地「黒壁*1」にちなんだ黒いソフトクリームで、炭が入ってます。
 
炭がどんな魔法をつかったらソフトクリームになるのか皆目見当もつきませんが、シャクシャクした歯ざわりのある前代未聞のソフトクリームでした。
さっぱりしていてソフトクリームとジェラートを足したような感じ。おいしい。
 
ソフトクリームでお腹はすでにいっぱいですが、美味しいものは別腹!と決まっています。異論は認めません。
 
そして、ついに焼き鯖そうめんとご対面。 
 
 
が、
再び「本日定休日」
 
雨は降るうえ定休日×2のトリプルパンチ。
 
もう、ラーメンにしようと心を決めました。
実は長浜には食べログ3.57の「梅花亭」というラーメン屋さんがあるのです。
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(こんなにホイホイ3.5超えがあっていいのか。長野にも分けてくれ)
 
 
が、
「本日定休日」の数軒隣に「焼き鯖そうめん」が!
 
こうしてついに、念願の焼き鯖そうめんにたどり着きました。
(ここにきて肝心のお店の名前忘れました…)
 
琵琶湖のほとりの、優しくて上品な老夫婦が営む郷土料理のお店です。

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やっと会えた焼き鯖そうめん。
 伝統ある焼き物(かな?)のお皿、綺麗に切られた野菜や盛り付け方にも品があります。
 
そして、甘しょっぱい焼き鯖がめちゃうまい!
そうめんとの相性も抜群で、探し回った甲斐がありました。
 

琵琶湖で大うなぎチャレンジ!?

 
ぼくの原動力は9割くらい食欲のようです。
焼き鯖そうめんを食べ終わるころにはもうイメトレしてました。
琵琶湖のビッシーならぬ大うなぎを釣り上げて、捌いて、焼いて、食べて、大地に還るまでの一連の流れを。
 
来るときにトラックのおっちゃんに「琵琶湖の大うなぎ」の話を聞いてから、ゆうと宅でもしょーへー宅でも「うなぎ釣りたい」と言い続けること4日間、ついにそのチャンスを得ました。
 
ぼくが突然来ると言ったので、しょーへー*2もなべ*3もバイトがあったんです。
(そりゃそうだ)
琵琶湖を目の前にして家でお留守番なんてしていられません。
 
しかも、「竿がなくてもうなぎ釣りができる」という情報をゲット。
まさに棚ぼた。渡りに船。やるしかない!釣具屋に直行です。
 

うなぎ釣りの仕掛けを作ろう

 
竿も使わずにどうやって高級魚のうなぎをゲットするのか?
答えは決まってます。
そう、ペットボトルを使うんです!
(サバイバルブログでも始めようかな)
 
写真を撮り忘れたので、ぼくの直筆のも登場します。
 
材料はこんなかんじ。

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(ペットボトルに糸やら針やらついている気もしますが、それは目の錯覚です)
 
500mLの空きペットボトル(蓋つき)
糸(安いのでOK、4号くらいのもの)
サルカン(釣り糸の接続具)
オモリ(中通しのもの、5号くらい)
うなぎ針(13号、なければセイゴ針)
 
全部買っても500〜1000円で揃います!
 
ペットボトルに糸を巻く
ペットボトルの真ん中あたりに150〜200周ほど糸を巻きます。
巻き始めの先端はテープで止めると楽。
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オモリを通してサルカンをつける
糸のもう一方に、オモリを通します。
そして、サルカンと結びつけます。
 
糸とサルカンの結び方を頑張って書いたので載せておきます。
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針をつける
サルカンの反対の輪に、ハリス(針とつながっている糸)を結びつけて、完成!
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 仕掛けの部分はこんな感じになるはず。
 
仕掛けが簡単なので、30分で6個作ることができました。
 

さあうなぎを釣ろう

 
気合いを入れて仕掛けを投入。
投入し終わった途端、やることがなくなる。
 
30分後…何も起きない。
おまけに暗い(ライト忘れた)。
 
1時間後…ライト取りに一旦帰宅(ぼくの家じゃない)。
場所を変え、再開。
 
30分後…雨じゃあああ!!
雨だしめちゃくちゃ寒い。ヒッチハイカーの鋼メンタル発動。耐える。
 
1時間後…タイムアップ。
 
真っ暗闇湖のほとりで、雨の中、ペットボトルに睨みを利かしてただただ座り続けました。(わざわざ滋賀まで来てなにをしているんだ)
 
結果
1匹も釣れなかった…!!
もはやうなぎのUの気配すら感じませんでした。期待させてすみません。
 
そういえば、釣具屋での一部始終を思い出しました。
 
ぼ 「うなぎ釣るならどの辺がいいですかー?」
店「うなぎ?この時期は釣れないよ」
ぼ「え、絶対無理なんですか?」
店「99.9%無理だね、漁師でさえ釣らないよ」
ぼ「そうなんですか!ありがとうございます」
(0.1%あるじゃねえか…!
漁師も釣らないってことは実はうなぎいっぱいいるんじゃ…!)
 
その後うなぎ釣る気満々のラインナップでレジへ。
店「ありがとうございましたー!」
(釣れねえって言ってるじゃねえか…!)
 
 
…釣れませんでした。店員さんごめんなさい。
 
その日はしっぽりと家で鍋を食べました。
(釣れることは誰も期待していなかったらしい)
 

Day5. 空きカンでごはん?超アウトドア朝ご飯をつくる。

 
実は、滋賀でやりたいことがもう一個あったんです。
 
それは、外で秋刀魚を焼くこと。
もはやぼくは秋刀魚を焼くためにはるばる滋賀に来たようなもんなんです。
 
朝ごはん会議の末、なぜか「外で秋刀魚を焼いて、アルミ缶でご飯を炊いて、琵琶湖のほとりで朝ごはんにしよう」という意味の分からないプランが決定しました。
 
炊飯器という文明の利器を使わず、しかも朝の10時からバイトが入っている人間がなんでそんな奇想天外なことを言い出したのか、ついにその謎を解き明かすことはできませんでした。
 

人生のうちでアルミ缶でご飯を炊く機会がどれくらい訪れるか分かりませんが、その一部始終をご覧ください。

 

アルミ缶でごはんを炊く!下準備編

用意するもの

アルミ缶×2個

缶切り、カッター

 

アルミ缶の上面を切り抜く

アルミ缶の上面(飲み口のある円形面)を缶切りで切り抜く。(2個とも)

 

片方のアルミ缶はそれで完成、こっちにはお米を入れるのでアルミ缶「米」、もう1つを「火」とします。

 

「火」の側面を切り抜く

「火」の側面の写真の赤い部分を切り抜く。

上の方(A)と下の方(B)を各2か所ずつ、計4箇所。

大きさは縦1.5cm横3cmくらい。

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これでアルミ缶「火」も完成です。

 

お米と水を入れる
お米を1合洗い、その1.2倍の水と一緒にアルミ缶「米」に入れて、アルミホイルで包む。これで下準備は完成。
 

アルミ缶ごはん 本番編

ライターを持っていざ琵琶湖へ。
火種にする新聞紙は途中のコンビニで貰いました。
 
アルミ缶「火」に火種をいれて火をつける。
これがめちゃくちゃ大変だった…
 
火がついたら、「米」を重ねて炊きます。

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最初は大人しく新聞紙で燃やしてたけど、途中からその辺の流木を突っ込んでた。

 

上の穴Aが火種の投入口、下のBからは空気を吹きこむ。 

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とにかく火を育てる。

これ、空気の吹込み口が地面スレスレなんです。

完全に這いつくばって空気送ってました。

(必死になってやってたけど、はたからみたらただの不審者だ)

 

 蒸らす

必死に火を育てること2時間(ほんとは1時間のはずだった)、「米」からそろそろ良さそうな雰囲気がでてきたら(感じてください)、「火」からおろします。

 ひっくり返して10分蒸らして、完成! 

 

開けてみると(写真どころじゃなかった)、

 

 

 

 

 

 

…。普通に生。

 

 

 

 

そして、

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前髪が焦げました。

 

 

 

 

 

 

 

さらにちょっと掘ると、ごはんが炊けてました!!

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こうして、文明の利器を使えばボタン1つでできてしまう「炊飯」という儀式を、3時間くらいかけて「修行」に変えたのでした。

 

文明の利器のありがたみを心から感じるようになるので、「最近感謝が足りない」という方はぜひ一度、アルミ缶炊飯の修行チャレンジしてみてください。

 

ちなみに、ぼくはあと1年くらいはやりたくないです。 

 

そして必死に炊飯している間に、

これが(右上のほうに写ってるのはなべのお尻です)

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こうなってた。

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炊飯を早々に諦めたしょーへ―が、あろうことか、ぼくの人生の楽しみである「秋刀魚を焼く役割」を奪取したのです。

 

はるばる長野から来た目的は達成されず、人生の楽しみを奪われ、前髪は焦げる。

この数時間で人生が変わった気がしたので、そろそろ滋賀に別れを告げることにしました。 

 

来るのがヒッチハイクなら帰りもヒッチハイク

「知らない人についていかない」何度聞いたことでしょう。

先生の教えを完全に無視して、ヒッチハイク。

 

途中で、東くん*4に会いました。話そうとした瞬間に乗せてくれる車が見つかって、一瞬でバイバイ。

 

彼は無事帰れたのだろうか…なんて考えていると、乗せてくれたお姉さん*5と一緒にバドミントンに行くことに。

 

あっという間に家に着き(ヒッチハイク開始から5時間で自宅)、バドミントンをして(脂肪を燃やし)、お饅頭をもらい(また脂肪を蓄え)ました。

 

こうして、

出会いあり、美味いものあり、アウトドアあり、前髪なしの滋賀の旅は幕を閉じたのです。

 

おしまい。

 

Special Thanks

ヒッチハイク拾って下さった方々

ゆうと始め全国の旅人たち

エンターテイナーしょーへー&なべっち

お饅頭くれたおっちゃん

 

本当にありがとうございます!また会いましょう。


そして、こんなに長い記事を読んでくださった方、いつも読んでくださる方、ありがとうございます。それでは!

 
 
 

*1:観光地。黒漆喰の和風建築がレトロでオシャレ。

*2:第2章参照

*3:第2章参照

*4:人生で3回目の、他のヒッチハイカー。「東へ」と書いたボード持ってたから東くん。

*5:信大の卒業生だった