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くうねるだす

信州大学4回生の自然派ブロガー。 おいしいものがすき。おさけも少々。

母親の誕生日プレゼントに「釣った魚」をあげてみた

アウトドア アウトドア-海/ダイビング
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お金で買うプレゼントもいいけど、ちょっと視点を買えたプレゼントってもらうと嬉しいよね!

 

そんなわけで母親に「釣った魚」をプレゼントしてみた。

fish-for-present

母親のプレゼントに困る

ぼくは母親のプレゼントを選ぶのにいつもものすごく困る、というか頭を悩ませてきた

 

お金は母親のほうが持っている

まずはこれ。母親のほうがお金持ってるんだよ。(そりゃそうだ)

 

ぼくは一人暮らしをしていて、大学の学費も仕送りももらってる。それなのに、お金で買えるものをプレゼントにしたら、もらったお金を返すようなもの。

 

それってワクワクしないし、もらった方だってつまんないよね。

 

それに、うちの親はそもそも「モノ」が欲しい人じゃない。(ミニマリストではない)

モノが欲しくないのにあげてもしょうがないし、せっかくのプレゼント探しが「買うもの探し」みたくなるのは嫌だった。

 

「プレゼントを選ぶ」という宿題

そんな母親のプレゼントを選ぶのは、小さい頃からうちの兄妹にとっての宿題。

「何が欲しい?」って聞いても、「自分で考えな」「お金で買えるものは別にそんなに欲しくない」ってずっと言われて育ってきた。(今思えばさんざんな放置プレイだ)

 

これまでぼくは、悩んだ末に「その日のごはんをぼくが作って誕生日を祝う」とか「一緒にキャンプに行く(今考えるとあんましプレゼントになってない)」みたいなプレゼントをあげてきた。

 

お金をはらって終わり、っていうもんじゃない分結構たいへんだけど、こんな母親で良かったなぁと今は思ってる。

 

単純に、お金がなくても「喜び」を生み出すことができるっていうのは、「子どもだから、お金がないから」っていうハンデを0にしてくれる最高のルールだと思う。

 

母親の喜ぶこと、自分にできること

お金で買えないなら、頭で考えなきゃいけない。

だけど、母親が喜ぶことなんて考えるまでもなかった。

 

「遊び・酒・ウマいメシ」

 

これだけ。超単純だ。

 

だから、自分ができることを使って、できるだけワクワクする形で、「遊び・酒・ウマい飯」を作り上げればいいんだよね。

 

遊びと言えば、母親は学生のぼくに勝るくらい遊んでる。ダメだ!

酒と言えば、母親は学生のぼくを軽く凌駕するくらい飲んでいる。ダメだ!

 

残るは、メシ。「胃袋をつかめ!」とかいうもんね。

そこでぼくは考えたわけですよ。「地の利を生かそう」と。

 

魚を釣ってきてプレゼントにしよう

なにを隠そう、長野県には海がない。

そして母親は魚が大好きだ(実家にいた時は一週間のうち魚7肉0なんてザラ)。

そしてぼくは釣りが大好きだ!!

 

新潟で魚を釣って実家に直行し、釣った魚を捌いて食べてもらう。もうそれしかない。これ以上にないほど完璧だ!

 

…「魚が釣れれば」だけど。

ちなみにぼくは釣りは好きだけど、海が遠いこともあって釣りが上手いってわけじゃないし、めちゃくちゃ上手い人でさえ海の状況によっては全然釣れない、なんてこともある。

 

だがそんなことを心配してもしょうがない、釣れなかったらそん時考えよう!(ばか)

 

ということで新潟に釣りに行くことに。

 

ついでに、ふと思いついて途中にある雨飾山に登ったんだけど、この山がもう、めちゃくちゃいい!記事にしてしまった

www.minamisouju.com

 

無事下山してその足で海に直行して夕方から釣り始める。

 

狙ってたのはキジハタっていう魚で、富山と新潟周辺でしか釣れない上に、美味しくて地元にしか出回らない高級魚。

 

ルアーを投げるも、風が強すぎて釣りにならない。アウトドアマンのぼくの下した決断はいたってシンプル。

 

速攻で撤退、そんでもってテント張ってお酒飲んで寝る。

一気に雲行きが怪しくなってきたけど、粘っても無理なもんは無理!これ自然の掟。

 

ちなみに、魚がよく釣れるのは日の出前後と日没前後だから、明日に賭けるしかない!

 

タイムリミット迫る!キジハタは釣れるのか?

 次の日朝5時。ふっつーに雨降ってる。が、やるしかない。

 真っ暗な雨の中、海に落ちないように気をつけながらルアーを投げる。反応なし。

 

投げる。寒い。投げる。釣れない。

 魚の気配すらなくて、ただただ時間だけ過ぎていく。

 

それに、雨に加えて風もガンガン吹いてきた。もうとにかく寒い。

 

普段だったら、帰ろ。っていって速攻帰ってるパターンだけど、そうもいかない。ぼくにも意地がある。

 

だけど、ひたすら釣れないルアーを投げるだけ。そのうちに少しずつ明るくなってきて「マジヤバいな、なんか魚買って帰ろうかな」とか考えてた。

 

 すると!

 

…ん?!!

なんかかかった!!!

 

一気にテンションあがる!

だけど、油断は禁物。何がかかったのか分からないし、上げる前に逃げられるかもしれない。

 

もう、ドッキドキ。アドレナリンで手が震える。

多分、この感覚が病みつきで釣り人は釣りにハマってるんだろうな。

 

ドキドキしながら重いリールをひたすら巻く。

そして…

 

つ、釣れたーー!!

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狙い通りのキジハタ(小さく見えるけど30cmくらいあるよ)。思わず「やったあぁぁあー!!」ってつぶやいちゃった。(釣り人他にもいるのに叫ぶ勇気はなかった)

 

見た目は怪獣みたいだけど、超美味しいんだなこれが。

一匹釣れるとテンションあがって、たくさん釣れる気がしてくる。

 

というわけで粘る。もちろん釣れない。アウトドアマンのぼくの下した決断はいたってシンプル。

 

速攻で撤退、そんでもってさっさと捌く。
釣った魚は鮮度が命!これ自然の掟。

 

いつの間にか誕生日の晩ごはん担当に

というわけで帰路につく。睡魔に打ち勝ち帰宅。

 

ぼく「魚釣ってきたよー!!あ、プレゼントねこれ」

「え。もしかしてこれ私に捌けとか言うの(怒)」

ぼく「とんでもございません!!(やべっ)」

 

母親の逆鱗に触れそうになった。焦って捌く。必死になってたから写真がない。

聞くところによると、晩ごはんは誰も作る予定がないらしい。これってぼくが魚で一品作った流れで全部作るパターンではなかろうか。

 

そんなことを考えながら捌き終わる。刺身完成!(ゴメン写真ない)

 

捌くのが下手すぎてかなりアラがもったいないことになっていたので、アラ汁も作る。(もちろん写真はない!)

 

結局妹の力も借りて晩ごはんが完成!(結局、小さい頃からあげているプレゼントが同じという)(写真は…略)

 

それでも、母はとても喜んだ。我が家は飲めや歌えやの大騒ぎ。めでたしめでたし!

 

プレゼントは喜んでもらえたら勝ち!

誕生日プレゼントに魚ってなんだよ(笑)って思うしぼくも半分ネタでやったけど、それでも「プレゼントは喜んでもらえたら勝ち。」

 

というか、プレゼント買うのは誰だってできる。

自分でなんか生み出して、それで喜んでもらえたら最高じゃん!

 

うちの母親すげーわ。

 

妹は手作りのお菓子をプレゼント

妹は手作りでケーキやらお菓子をめちゃくちゃ作ってプレゼントしてた。

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ティラミスとか

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 チョコクッキーとか(あと後ろに写ってるロールケーキ)!これ全部手作りなんだよ、すごすぎ。

 

まてまてまて。

 

妹(14歳)

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兄(21歳)

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敗北感みたいなものを感じた気もしなくもないが、こうしてぼくの人生21回目の母親の誕生日祝いは幕を閉じた。

 

誕生日プレゼントに迷ったら「魚」あげてみてはいかが?