くうねるだす

Exploring My Nature

2016年買ってよかった山道具を7つ厳選してランキングで紹介する

2016年は毎週末のように山に通い詰めて登山をした年だった。その上社会人になったことも手伝って、多くのお金と時間を費やして自分の命を預けるに足る登山用具を買い集めてきた。
そんな1年を振り返ってみて、本当に買ってよかったと思える山グッズを7つ厳選して一挙に公開しよう。

f:id:kuunerudasu:20161224231232j:plain

 

第7位. ドライナミックメッシュ アンダーウェア(ミレー)

f:id:kuunerudasu:20161224154638j:plain

ベースレイヤーの下に疎水性の生地を重ねることで水分を肌から遠ざける、というドライレイヤーの思想が浸透し始めたのはここ1-2年のこと。

 

各社から揃うドライレイヤーのなかからこのドライナミックを選んだのには理由がある。それは、嵩のあるメッシュ構造になっていること。ベースレイヤーが直接肌に触れる面積が減るため、最も理にかなった形になっているのだ。

 

実際のところドライレイヤーの効果は驚くべきものがあった。ぼくはとても代謝が良くて登山を始めるとすぐに汗をかくが、このドライレイヤーを着用していて汗冷えしたことは一度もない。秋〜春の汗冷えが予想される山行でとても重宝している。

 

第6位. タクティカ+(ペツル)

f:id:kuunerudasu:20161224154531j:plain

ヘッドライトは単純にスペックが高くて明るければいいというものではない。例えば夜中に目が冷めて灯りが欲しい時には赤色ライトがマストだし、夜間の登山でも自分の足元を照らすのに必要な光量があれば十分。逆に明るすぎる光は周りに迷惑だし、目への負担が非常に大きい。実際にヘッドランプをフルパワーで使用することはほとんどないのだ。

 

登山に使うヘッドライトは防水で軽ければ最低限の基準をクリアしていると言える。それでもぼくがこのヘッドライトを信頼しているのは、使うシーンを考え抜いた末の「使いやすさ」があるから。防水性はもちろんのこと、大きいボタンが1つだけというシンプルな構造で、非常に取り回しが良い。赤色ライトとノーマルライトは足元が見えるのに必要十分な光量と優しい光の広がりで眩しさを感じさせない。

 

一方でフルパワーの明かりが欲しいのは高い視認性が欲しいタイミングで、無駄な光の広がりのない一点集中型の光が求められるが、その点も非常に満足できる仕上がり。

 

第5位. プロトレックRMシリーズ(カシオ)

f:id:kuunerudasu:20161224154534j:plain

山で時間が分からなくなるのは非常に心細い。以前使っていた腕時計が壊れてから何度かスマホで代用したものの、毎回ボタンを押したり電池の心配をしなけれいけない使い心地の悪さに嫌気がさして新しい腕時計を探すことにした。

 

ぼくが腕時計に求めたのは以下の6つのポイント。

防水性・耐久性・防汚性・耐寒性・シンプルなデザイン・アナログ文字盤

 

これらを突き詰めた結果、カシオの登山専用ラインのプロトレックに行き着いた。落ち着いたシンプルデザインは使うシーンを選ばないし、アウトドアで安心してガンガン使うことのできるスペック。高度計とコンパスが付いているのも非常に嬉しい。

以前山の中で方位磁石が壊れた事があって、腕時計のコンパス機能に助けられて道に迷わずに済んだ。暗闇でワンタッチでライト点灯して時間を確認することができるというディティールの使いやすさも考え抜かれている。

 

そして最後にアナログ文字盤。アウトドア用の腕時計はデジタルへの移行が激しく、意外とアナログ文字盤は少ないのが現状だが、これだけは個人的に絶対外せない腕時計の必要条件である。

 

第4位. トランゴTRK エボ(ラ・スポルティバ)

f:id:kuunerudasu:20161224154658j:plain

登山用の靴を選ぶ時に毎回直面する悩みがある。靴底が柔らかく、軽くて軽快なステップを実現するトレッキングシューズにするか。はたまた硬い靴底で長時間の歩行に耐え、足をがっちり保護する重い登山靴にするか、というジレンマだ。

 

ぼくはテントを背負って3000m級の縦走し、かつ軽快にサクサクと進みたい。そんな欲張りの欲求を満たす、トレッキングシューズと登山靴のそれぞれの良さ高いレベルで融合させたのがこの1足である。

 

一言でいえば、登山靴に最も近いトレッキングシューズ。足首を保護しつつ動きを妨げないハイカット、軽さ、そして適度な硬さの靴底。長時間歩くとさすがに疲れるがそこは体力でカバーして、日帰りハイキングからテント泊アルプス縦走まで、どこにでも履いていける相棒となった。

 

第3位. クッカー イージークックNSソロセットM(プリムス)

f:id:kuunerudasu:20161224154541j:plain

山で食べるごはんが非常に美味しいことは言うまでもない。その至福のひとときをより質の高いものに変えてくれるのがこのクッカーだ。ガスとバーナーがきっちり収まり、かつ900mlほどの容量で1-2人分の調理に必要十分な絶妙なサイズ。

 

ハードアノダイズドコートも素晴らしい。毎週末のように使っているが、焦げ付いたことは一度もなく汚れは簡単に落ちる。深めの蓋は炒め物ができてシエラカップのように気軽に使えるのも嬉しいところである。

 

第2位. アルパインライトパンツ(ノースフェイス)

f:id:kuunerudasu:20161224154642j:plain

登山では絶対に短パン派だったぼくの心を変えた実力派パンツ。短パンに比べると、ロングパンツはどうしても足上げにストレスを感じてしまう。それに、登山のロングパンツにありがちなゆるめのシルエットも好きではない。
 
それなのに、一度このパンツに脚を通したらそんなロングパンツへの不信感は消え去ってしまった。テーパードの効いたシルエットでダボつきはなく、足回りの視認性も良好。ストレッチ性に富む生地とあいまって、難易度の高いトレイルでも抜群の安心感がある。
 
これほどまでに完璧なロングパンツには人生で初めて出会ったと言っても過言ではない。加えて、シンプルなデザインで街履きできることも魅力的だ。
 

第1位. ナノエアフーディ(パタゴニア)

f:id:kuunerudasu:20161224154626j:plain

2016年山道具のベストバイはパタゴニアのナノエアフーディ。正確には買ってもらったものだが、気に入りすぎてもう手放せない。
 
街着でいうダウンジャケットにあたるもので、登山ではダウンとソフトシェルの合いの子のような存在。特筆すべきはその肌触りと圧倒的な抜けの良さ。
フワフワ、サラッとした肌触りでベースレイヤーのTシャツの上にそのまま着られるほど心地よい。まるで羽布団を着ているような着心地なのだ。そして従来の防寒着とは別次元の抜けの良さで、気温が低めであれば登山中に着ていても不快感を感じない。
 
製品コンセプトの「once it on, leave it on(一度着たらそのままで)」を文字通り体現したベタ惚れの1着。これなしにぼくの登山は有り得ないだろう。
 

まとめ

ぼくは山道具が大好きだ。
使う目的がはっきりしていて、必要な機能の実現のために考え抜かれたデザインや素材を使いつつ、不要な部分は徹底的に削ぎ落とされる。だからこそ、自分の登山のスタイルに合った道具を選ぶには人一倍のこだわりを持ってきた。
 
この記事を読んだあなたの道具選びが少しでも豊かになったり、実際に使ってみてその良さを感じてくれたら本当に本当に嬉しい。
そして今日紹介したもの以外にもおすすめしたい製品はたくさんあるし、登山に限らず普段使いでも効果を発揮してくれる山道具もある。今後はそういったものも少しずつ紹介していきたい。それでは。