読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

くうねるだす

信州大学4回生の自然派ブロガー。 おいしいものがすき。おさけも少々。

北岳・間ノ岳・農鳥岳(白根三山)縦走をiPhoneの写真でレポートする!

アウトドア アウトドア-登山 旅行 旅行-国内
シェアする!
【スポンサーリンク】

いつか、雑誌で見た瞬間に惚れ込んだトレイルがある。南アルプスの北岳から間ノ岳を通って農鳥岳へと抜ける白峰三山縦走ルート。
 
梅雨明けの週末、ついにその念願のトレイルに立つことができたので、その様子をフォトレポートで振り返る。

f:id:kuunerudasu:20160814113314j:plain

白根三山(北岳・間ノ岳・農鳥岳)とは

南アルプスに連なる山々のうち、国内2位の標高を誇る北岳(3193m)・同じく3位の間ノ岳(3190m)そして15位の農鳥岳(3026m)の3つをまとめて白峰三山と呼ぶ。白峰三山の縦走は北岳から間ノ岳・農鳥岳へと南下していくのが普通だが、今回は敢えて北上する逆走ルートをテント担いで1泊2日(前夜発)で歩いた。
 

夜行列車ムーンライト信州で甲府駅へ

f:id:kuunerudasu:20160806074604j:plain

時は金曜夜24時前。新宿と長野(白馬)をつなぐ夜行列車「ムーンライト信州」に乗り込む。ハイカー御用達のスゴイやつだけど、日にち限定運行(2016年夏は残り9/2.9/9のみ)なので使うときは要確認だ。
 

f:id:kuunerudasu:20160806074621j:plain

甲府駅に着くのは深夜2時半で、中央ベンチでスーツ姿の男性がぶっ倒れていた。同じように仮眠しているハイカーに紛れて就寝、翌日の始発で身延駅へと向かう。
 

f:id:kuunerudasu:20160806074640j:plain

身延駅。晴れ。さいこう。ここからバスに乗り換え登山口となる奈良田へ向かう。バスの中でコンパスからオンライン登山届を提出した。
 

登山口の奈良田から一気に3000mの農鳥岳へ

f:id:kuunerudasu:20160806074702j:plain

奈良田バス停から登山口までは約1時間の舗装路歩き。ここから一気に2100mの標高差を駆けあがり農鳥岳へと向かう。7月末の紫陽花が見事だった。 
 

f:id:kuunerudasu:20160820154836j:plain

この滝を超えてすぐ左折、しばらく進むと登山口となる。
吊り橋を超えて

f:id:kuunerudasu:20160820155238j:plain

水と緑が豊かな川沿いを、傾いた丸太を渡りながら進む。

f:id:kuunerudasu:20160806074729j:plain

 
川に沿って歩くこと2時間、大門沢小屋に着いたのでランチ&コーラ補給(フランキーか)。登山道は小屋の裏手に続いている。

f:id:kuunerudasu:20160806074827j:plain

 

小屋を出て少し進むと河原に出る。河原を1時間ほど突き進むと、今度は霧巻く樹林帯となった。

f:id:kuunerudasu:20160806074902j:plain

f:id:kuunerudasu:20160828210826j:plain

標高2500m前後、この樹林帯は本当に綺麗だけど、気が滅入るほどの急登で木の根や石がゴロゴロしていた。

 

f:id:kuunerudasu:20160806074929j:plain

樹林帯がハイマツ帯に変われば稜線までもう一息の合図。 
稜線に出た瞬間にガスが抜けて、雲が次々と作り出す風景に見とれる。

f:id:kuunerudasu:20160806074947j:plain

f:id:kuunerudasu:20160806075013j:plain

f:id:kuunerudasu:20160828211002j:plain

歩いてきた道を振り返りながら農鳥岳に到着し、大福を頬張る。うんまい!!

f:id:kuunerudasu:20160806075141j:plain

 

そういえば、農鳥岳の山頂はポケストップだった。

f:id:kuunerudasu:20160806075114j:plain

ポケモンはいないけどね。

f:id:kuunerudasu:20160828212650j:plain

 

 the アルプスって感じの稜線を、いくつか小さなピークを越えていくと西農鳥岳。

その頂に立つと、農鳥小屋がはるか下の鞍部にへばりついていた(写真右中央の赤い塊)。

f:id:kuunerudasu:20160806075216j:plain

 
あんなに遠く見えたのに、30分くらいで農鳥小屋に到着。

f:id:kuunerudasu:20160828211008j:plain

怖いと噂の農鳥小屋のオヤジはむしろ優しくて、ネパールのおっちゃんみたいだった(ネパール行ったことないけど)。だけどビールはぬるかった。(許せん)ガスで夕陽は見れずに就寝。
 
夜中にふと目がさめてテントから顔を出すと、そこは天然プラネタリウム。iPhoneで星空は撮れなかった…
 

農鳥小屋で日の出を満喫し、間ノ岳への急登へ。

翌朝は気持ちの良い晴れ。山の日の出を楽しむ。

f:id:kuunerudasu:20160806075248j:plain

富士山。先週はあそこにいたと思うと感慨深い。

f:id:kuunerudasu:20160806075338j:plain

f:id:kuunerudasu:20160806075307j:plain

f:id:kuunerudasu:20160806075344j:plain

 

空が青くなったところで、間ノ岳へと出発。

f:id:kuunerudasu:20160806075419j:plain

昨日歩いてきた稜線を振り返りながら歩く。

f:id:kuunerudasu:20160806075435j:plain

 

そして、間ノ岳。国内第3の高峰。昨日歩いた農鳥岳も、鳳凰三山のオベリスクも、中アも北アも富士山も、全部バッチリ見えた。そして目の前には北岳への稜線が待ち受ける。

f:id:kuunerudasu:20160828211350j:plain

 

間ノ岳から北岳へ!絶景トレイル

f:id:kuunerudasu:20160828212529j:plain

絶景。

f:id:kuunerudasu:20160806075457j:plain

ゼッケイ。

f:id:kuunerudasu:20160806075510j:plain

ぜっけい。

ただただ絶景にみとれていると、北岳小屋に到着。ここでキンキンに冷えたビールをゲット。コイツを冷たいまま北岳山頂に持ってくのが僕のミッション。

f:id:kuunerudasu:20160828212339j:plain

こんなのは嫌だ。逆走ルートにして正解だった。

f:id:kuunerudasu:20160828211655j:plain

 

花を横目に一気に北岳にアタックをかける。北岳の固有種キタダケソウは見当たらない。

f:id:kuunerudasu:20160828212421j:plain

f:id:kuunerudasu:20160828211718j:plain

そしてついに、北岳山頂。

f:id:kuunerudasu:20160828211800j:plain

f:id:kuunerudasu:20160806075537j:plain

富士山を眺めながらランチタイム。ソーセージとチーズのバケットサンドと冷えたビール。これが美味くないわけがない。
 

広河原を目指して下山。雪渓、そして川。

調子に乗って休憩しすぎて、バスに間に合わなくなりそうなことに気づく。慌てて下山を開始。

f:id:kuunerudasu:20160806075559j:plain

f:id:kuunerudasu:20160828211826j:plain

富士山と北岳。国内最高峰のツーショット。

北岳肩の小屋を通りすぎ、稜線から外れてガンガン降りていく。雪渓をガン無視して一気に大樺沢までダウン(写真すら撮ってなかった)。

f:id:kuunerudasu:20160828211859j:plain

f:id:kuunerudasu:20160828212409j:plain

大樺沢から先は大好物の沢がたくさんあって幸せ。

広河原まで水辺を歩いて下ったら、大きな川に出た。バス停はこの吊り橋をわたればすぐ。急いで降りたからバスまでかなり時間もある。

f:id:kuunerudasu:20160806075618j:plain

ということで、さっきからやりたくてうずうずしていたことを決行。

f:id:kuunerudasu:20160806075729j:plain

チョー気持ちいいい!!

とか言って遊んでいると大きな団体が降りてきて、バスに乗れなくなったら困ると思い慌ててバス停へ。

f:id:kuunerudasu:20160806075706j:plain

このあと灼熱の甲府駅で電車に乗り換えて、コンクリートジャングルに帰りましたとさ。めでたし。

 

白峰三山1泊2日テント泊縦走コースタイムとまとめ

決行日:2016.07.23-07.24

Day0(金曜)

2356 新宿発(ムーンライト信州)

0221 甲府駅着 仮眠

 

Day1

0515 甲府駅発

0637 身延駅着 バス乗り換え

0835 奈良田着

登山口通過

1129 大門沢小屋 休憩

1333 ハイマツ帯到達

1404 稜線分岐通過

1444 農鳥岳 休憩

1525 西農鳥岳

1600 農鳥小屋

 

Day2

0555 農鳥小屋発

0703 間ノ岳

0807 北岳小屋

0856 北岳 休憩

0957 北岳肩の小屋

1045 大樺沢

1159 広河原山荘

1227 広河原バス停

1800 都内帰宅

 

まとめ

天気に恵まれた念願のトレイル。

今回逆走してみて、なぜ他の人が北岳から農鳥岳へと抜けるのかが分かった気がする。1日目の登りがキツすぎる。しかも、奈良田のバス停から農鳥小屋までは標準コースタイムで10時間、北岳小屋までは13時間の道のり。

 

このコースを歩くなら、セオリー通りにプランを立てることをおすすめする。だけど、農鳥小屋は空いているので、のんびりくつろぐことができる点はポイントが高い(ビールぬるいけど)。

 

それではまた!

written by 南蒼樹(@Sight50Sky).