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くうねるだす

信州大学4回生の自然派ブロガー。 おいしいものがすき。おさけも少々。

ヒッチハイクして、ドライバーさんにお金貸した話

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ヒッチハイクって「タダで乗せてもらう」って移動手段なのに、ヒッチハイクで拾ってもらって、なぜかドライバーさんにお金を貸した話。

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止まった車は元暴力団のお兄さん?の巻

去年の夏、ダイビングとサーフィンがしたくてずーっと伊豆にいたんだけど、何かの用事で東京にいった時があった。
 
移動はヒッチハイク。
伊豆とかマジで全然つかまんなかった。ヒッチハイクなんてスルーされるのが普通なんだけど、もうみんな空気のごとくぼくのことスルーしてった。スルスルスルーって目の前通り過ぎてった。
 
で、なんとか熱海こえて箱根もこえて小田原らへんに着いたんだけど、コンビニでヒッチハイクしてたらカワイイ軽に乗ってるお兄さんが拾ってくれた。
 
そしたら急に「最近刑務所から出てきたんだけど」って言い始めて。
「これちょっとヤバいパターンじゃん」って思いながら何も気にしてないふりして「マジですかー!」って言った。

だってそれ聞いて「ちょっと降ろしてもらえますか」なんて言おうもんなら「なんじゃお前オラァ!!我舐めととんのかゴルァ!!」ってなるし、そんな事態になったら命の保証はないし、すげーナチュラルに「マジですかー!!」って聞き流してた。
 
聞くところによると昨日コンビニに財布を落としてきたらしく、通り道だから財布をピックアップしてからその先で降ろしてもらえることになった。
 
それで、すげー真剣に「卒業して、いいとこ行きな」「堅気で生きるんだぞ」みたいなこと言われた。ぼくはというともう張り切って「ういっす!」とか言いながら進んでたんだけど、ついにソレは現れた。
 

お兄さんと道に迷うの巻

すごく分かりやすく言うと「道を間違えた」んだよね。

ひたすらまっすぐいけば東京に着けると思ってたから地図みてなかったんだけど、いつのまにか有料道路の入口にいたやつ。たまにあるやつ(ドライバーなら分かってくれるはずだ)。

 

正直なところぼくは標識に書いてたから分かってたんだけど、お兄さんは地元の人っぽいし、すごく堅気おすすめしてくるし、「有料道路乗るのか、ふーん。」くらいに思ってた。

 

そしたら急にめっちゃスピード落として「あれ?」って言い始めて。

「乗る気なかったんかい」って思いながら何も知らないふりして「どーしましたー?」って聞いた。

 

だって「いやぼく知ってましたよ」なんて言おうもんなら「なんじゃお前オラァ!!我舐めととんのかゴルァ!!」ってなるし、そんな事態になったら命の保証はないし、すげーナチュラルに「どーしましたー?」って聞き返してた。

 

有料道路のお金を払わないといけない→

お兄さんは財布を昨日落とした→お金ない

助手席にはヒッチハイカーがいる→お金…

 

あるーーー!!

 

で、結局ぼくがお金払ってその有料道路乗ることになった。そのときの財布の中身1000円とちょっとしかなくて、「やべぇ」って思ってたけど通行料200円とかだった。安っ。

 

「財布とったら返すよ」って言ってくれたし、安かったから全然自腹でも良かったけど「もしかしてコレ新手の詐欺かなんかじゃないか」説がぼくの頭の中でめちゃくちゃ巨大勢力になってた。

というかむしろ詐欺とかじゃなくて普通にカツアゲなんじゃね、とか。

 

そんなこんなで恐怖の有料道路おりて、無事にコンビニでお兄さんは財布を取り戻した。で、さっきの200円返してくれた。もうめちゃくちゃ安心した、これで新手の詐欺説とカツアゲ説がなくなった。

 

それから約束通りもうしばらく運んでくれるころになった。ぼくはスゲー安心してたんだけど、この後またちびりそうな事態に巻き込まれることになったよね

 

カツアゲ説再浮上の巻

安心しきってたら急に「ちょっと時間ある?」って言ってきて。

「今日たどり着けるんかなぁ」って思いながらも余裕ぶっこいて「ありますよー!」って言った。

 

だってヒッチハイクしてるくせに「時間ないです」なんて言おうもんなら「なんじゃお前オラァ!!我舐めととんのかゴルァ!!」ってなるし、そんな事態になったら命の保証はないし、すげーナチュラルに「ありますよー!!」って返した。

 

聞くところによると、知り合いが近くで美味しい魚屋さんをしているから、ごはんを奢ってくれるらしい。

「マジか」って思いながらもそれはすげー嬉しいし、魚大好きだからもう最高のシチュエーションだしで、ありがたくご馳走して頂くことにした。

 

そしたら急に「友達呼んでいい?」って言ってきて。

「オソロシイ友達だったらどうしよう」って思いながらも爽やかさ全開で「もちろんですー!」って言った。

 

だって奢ってもらう身なのに「いや、無理っす」なんて言おうもんなら「なんじゃお前オラァ!!我舐めととんのかゴルァ!!」ってなるし、そんな事態になったら命の保証はないし、すげーナチュラルに「もちろんですー!!」って返してた。 

 

お兄さんは友達に電話しはじめて、ぼくはその横でもうすっげー怖い人きたらどうしよう、もしかしてこれは仲間集めてカツアゲされるんじゃね、って思ってちびりそうになってた。

 

いや、カツアゲパターンじゃんこれ。持ち上げといて貶すというか、期待させといてぶっ潰すっていうテレビでありがちなパターンじゃん。

 

って思ってたんだけど。結局、その友達は予定があってこなかった(あーよかった)。

 

ご飯を奢ってもらう、の巻

ということでお兄さんと2人でご飯を食べに行くことになった。もうね、魚めちゃくちゃ美味しかった。

カマスっていう淡白でフワフワしてて美味しい魚がいるんだけど、カマスの炙り刺しをその日初めて食べて、ウマすぎて失神しそうになった。しかもお店のオッチャンがアラ汁サービスしてくれて、感動に浸ってた。

 

そしたら急に「ちょっと急いで食べて」って言ってきて。

「お兄さんごはん食べるの速すぎ」って思いながらもとりあえず「了解です!」って言っといた。

 

だって奢ってもらう身なのに「え、無理っす」なんて言おうもんなら「なんじゃお前オラァ!!我舐めととんのかゴルァ!!」ってなるし、そんな事態になったら命の保証はないし、すげー自衛官みたいに「ラジャー!!」って返してた。

 

で、そのあとちゃんとイイ感じのヒッチハイクポイントまで送り届けてくれて、バイバイした。「堅気で生きます」って約束した。

バイバイしてからマニュアルのカッコいい車のお兄さんが拾ってくれて、暴走族みたいなバイクがガンガンかっ飛ばす道でかなり停滞して、最後にPCのセールスマンのオッチャンが新宿駅まで送ってくれて、無事たどり着くことができました。

 

まとめ

■お兄さんめちゃくちゃいい人だった

■疑ってごめんなさい

■ヒッチハイカーはお金少し持っておいた方がいい

■拾って頂いた方、本当にありがとうございます。

■堅気でいこうぜ

■ごはん美味しすぎた

 

ヒッチハイクする時は気をつけよう!

それではー!written by 南蒼樹(@Sight50Sky).