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くうねるだす

信州大学4回生の自然派ブロガー。 おいしいものがすき。おさけも少々。

ヒッチハイクのコツと裏ワザまとめ【保存版】

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先日、「大学生活で人生が変わった出来事7つ」のひとつに「ヒッチハイク」を挙げました。

 
ヒッチハイクやってみたい!って人に向けて、2年間300台以上ヒッチハイクして学んだヒッチハイクのコツをまとめました。運もありますが、コツさえ掴めば高速バスよりも短時間で移動できるようになります!

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※全力でまとめたら長文になってしまったので、目次を活用することをおすすめします。
 

ヒッチハイク初心者のためのQ&A

まず、よく聞かれる質問5つをQ&A形式でまとめました。これでわりとヒッチハイクへの疑問が解消されるはず。
 

1. ヒッチハイクって本当に乗せてもらえるの?

 これ、ほんと不安ですよね。ぼくも初めてヒッチハイクした時はただただ不安でした。
 
「99%乗せてもらえます」
適当にやっても乗せてもらえます。
 
知人はコスプレとか全身タイツでヒッチハイクしたりしてますが、ちゃんと乗せてもらえてるので、まず乗せてもらえると思って大丈夫。
 
じゃあ乗せてもらえない1%は何かというと、「車が通らないor止まれない場所でやってる」場合。そりゃそうですよね。
 

2. ヒッチハイクのメリットは?

「なんでヒッチハイクしてるの?」とかもよく聞かれます。

 
ヒッチハイクをする理由は主に2つ。
■お金がかからない
ぼくは「お金が理由で、行きたいところとかやりたいことを諦めるのが嫌だったから」です。学生なんてお金ないのは分かっていることだし、限りあるお金の使い道は自分で決めたい。
 
■楽しい
ヒッチハイクをすると色んな人に出会います。普段話す機会の少ない社会人と話すことが単純に楽しいし、地元の人ならではの情報を教えてくれることもある。
 
あと、個人的な考えだとヒッチハイクで乗せてくれる方は「心と財布に余裕がある人」。心が広い方と過ごす時間はハッピーだし、財布に余裕がある方は思いもつかない遊び方や時間の使い方をしている。
 

3. 女の子でもヒッチハイクできる?

これは本当によく聞かれる。

 
「できます」
友達だけでも、ひとりでヒッチハイクしちゃう女の子は5人はいます。ただし、男子に比べて危険はあることも事実。
■ひとりではやらない
■男の人だけの車は断る
■護身アイテムは持っておく
くらいのルールを決めて身の安全を確保してください。
 

4. ヒッチハイクにかかる時間は?

これも気になりますよね。

 
「待ち時間は平均30分以内、移動時間は通常×1.5倍」
だいたいこのくらい。むしろもっと早い。
 
実際のところは、高速バスより速いことの方が多いです。なので、「お金をかけずに楽しい思いができて、かかる時間は高速バスより短い」のがヒッチハイク。「みんなヒッチハイクすればいいのに」というのが本音です(それはそれで気持ち悪いか)。
 

5. 夜でもヒッチハイクできる?

夜はさすがに…ってイメージがあるかもしれません。
 
が!
「日本は24時間ヒッチハイクできます」
暗くて見えずらい、車が少ない、などの理由で時間はかかりますが、乗せてもらえます。ただし、暗くて気づいてもらえないのはNG。ライトを持ってやりましょう。あと防寒対策はしっかり。
 

ヒッチハイクに必要なもの

大事なもの順です。
映画みたいな親指スタイルではなく、ダンボールに行き先を書くのが◎
 

1.メンタル

「諦めたら試合終了ですよ」
恥ずかしくても、やらないと前に進めません。
 
笑われたら「今日も世界の平和に貢献した」って思ってください。
 

2.スマイル

これ大事。スマイル振りまいてください。
あなたがドライバーだったら、無表情の人より笑顔の人を拾いますよね?
 
おすすめの笑顔の作り方(なんだこの怪しい文は)は「ドライバーさんにツッコミ入れること」。ドライバーさんひとりひとりに「乗せてー!」とか「お姉さんめちゃ美人!」とか「グラサンイケてますね!」とか、思ったことを声に出してコメントしてください。
 
ポジティブなコメントしてれば勝手に口角上がります。
 

3.マジック

はい。やっとヒッチハイクっぽいもの。紙やダンボールに行き先を書くのに使います。読めないと意味ないので太いマジックにしましょう。
 
おすすめは太いPOSCA。
他のマジックみたいに擦れない。
 「やべ、マジック忘れた」ってなったらコンビニでもサービスエリアでも、頼めば貸してくれます(断られることもたまーにある)。
 

4.ダンボールorスケッチブック

行き先を書くのに使います。
 
おすすめなのはこれ。ドライバーさんと撮った写真や食べたものの写真、パンフレットなど貼れば旅の思い出になります。
 
マルマン スケッチブック A3 並口画用紙  S115 24枚

マルマン スケッチブック A3 並口画用紙 S115 24枚

 
 ぼくはスケッチブックすぐ無くなっちゃうのでダンボールを使います。
「やべ、紙ねえ」ってなったらコンビニかスーパーで頼めばいくらでももらえます。
 

5.スマホ(というか地図アプリ)

あとで詳しく説明しますが、スマホの地図アプリはめちゃくちゃ役に立ちます。現在地も分かるし嵩張らないので最高です!
 

6.防寒/熱中症対策/ライト/バッテリーetc.

このへんは必要に応じて。
 

ヒッチハイクで大事な2つのこと

ヒッチハイクがうまくいくかどうかを決めるのは「ヒッチハイクする場所」「ボードに書く行先」。これが全てです。
 

ヒッチハイクをする場所

 「車通りがそこそこあって、車が止まれる場所」であること。

 

車が来ないのは論外だし、たくさん来たとしても止まれないと絶対に乗せてもらいません。幹線道路なんかは、車は多いけどスピード速いし止まるスペースないのでほぼ不可能。 

 

ということで、主にヒッチハイクをする場所は次の3パターン。

■国道(一般道)

■高速の入口周辺

■高速のSA(サービスエリア)やPA(パーキングエリア)

 

この3つを組み合わせて目的地に行くことがほとんどです。

それぞれコツが違うので、このあと順に説明します。

 

車が止まるまでに距離があるので、「このスペースに止まってほしい」ってポイントから10mくらい手前でヒッチハイクすること。

 

ボードに書く行先

これもミソ。

自分の行きたい場所をそのまま書くのではなく、 行先の途中にある土地を書く。大阪から東京まで行く場合、1台目では「京都」とか「滋賀」という感じです。一般道ではもっと近い地名を選ぶこと。

 

書く地名は、スマホの地図を使って今いるルート上で探しましょう。行先を書いたら、目立つようにもって笑顔を振りまきながらアピールしてください。

 

拾ってもらえない時は?

車が通るのに30分待っても拾ってもらえないときは、ヒッチハイクしている場所か書く行先が悪いです。もっと止まりやすいところに移動するか、書く地名を選び直しましょう。

 

ヒッチハイク-一般道編

一般道なら国道を選びましょう。地図で黄色く書かれている線が国道です。

 

なぜ国道なのかというと、一般道で長距離移動をする車は必ず国道を通るから。「ちょっと近所にお買いもの」ってドライバーさんはほとんど乗せてくれません。  

 

自分が進みたい方向に向かってる国道で、

■路肩が広いところ

■道の駅の前

■スーパーやコンビニの前

信号の前

■バス停の前

 

など、止まりやすい場所に立ちましょう。  

 

特に大事なのは信号の前。スピードが速いと止まってもらえないので、信号から手前50mくらいがヒッチハイクポイントになります。

 

信号+他の要素があるのがベスト。

信号も止まれそうな場所もなければ移動すること。

 

ボードに書く行先は隣町くらいの勢いで大丈夫。こちらの動画の4分過ぎたあたりからがすごく参考になります!

www.youtube.com

 

ヒッチハイク-高速の入口編

長距離移動するときは高速に乗りたいですよね。一般道から高速に乗る時はこのパターンになります。やり方は基本的に一般道と一緒です。ただし、ヒッチハイクをする場所が非常に限られるので注意が必要。
 
高速の入口、つまりIC(インターチェンジ)でのヒッチハイクでネックになるのが、高速への分岐の方向。写真を使って説明します。
 

高速への分岐が左方向の時

f:id:kuunerudasu:20151127181221j:plain こういう場合は、図の赤部分でヒッチハイク。つまり、信号の手前かIC手前の路肩ですることになります。路肩のスペースが少ない場合は危ないので移動しましょう。 

 

 高速への分岐が右方向の時

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これ。アウト。不可能です。

手前に信号があればできることもありますが、1車線しかない時に限ります。2車線以上ある時は高速に乗る車は右車線にいるはずなので、まず乗せてもらえない。

 

こういうICは無理なので、ヒッチハイクできるICまで移動しましょう。

 

高速への分岐が交差点の横になっている時

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これは、図の赤い斜線部分でヒッチハイクします。図のC方向の車は右分岐になるのでアウト。

 AとBの車にアプローチします。赤い〇のところでやるのがベスト。△のところは、分岐までの距離がある場合であれば可能です。
 

ヒッチハイク-高速のSA・PA編

 
高速に乗ったあとに乗り継ぐにはSAとPAを利用します。例えば拾ってもらった車が高速を降りる少し手前のSAで降ろしてもらい、次の車を探す、というパターン。
 

SAでのヒッチハイクで気をつけること

この時に一番気をつけることはSAの大きさ。東名高速や名神高速などは基本的にどこでも大丈夫ですが、北陸道などは元々車通りが少ないので小さなPAで降ろされると車が5台しかいない、なんてザラ。5台だったら動ける確率はかなり下がります。
 
なので、降ろしてもらう前に確認しましょう。一般にSAのほうがPAより大きく施設も充実しているので、SAを選ぶのが◎
また、ドライバーさんは詳しいことが多いので「▼◎のPAって大きいですかー?」なんて聞けば教えてくれることも多いです。ドライバーさんの降りるギリギリのPAまで粘るより、少し手前でもSAに降ろしてもらう方が賢い。
 

SAでヒッチハイクをするポイント

SAやPAは広いので、どこでヒッチハイクをするかでかなり結果が変わってきます。ぼくのおすすめは次の3つ。
 

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合流地点A
写真のA地点あたり。一番車が通るから、アピールできる絶対数があがります。車通りの多い大きなSAはここでやるのが◎
 
トイレの近くB
ここは、通る車にアピールしつつ、トイレにくるドライバーさんにもアピールすることができるポイント。ドライバーさんにとっても、話してから乗せるか決められるので安心感がある。
 
売店の中や入口周辺C
車の少ないPAではここがいい。ここでは車ではなくドライバーさんにアピール。駐車場で待っていても車がほとんどこないなら、ドライバーさんのいる売店や入口周辺で目立つこと。でかい段ボールを見せびらかして歩いていればすぐにヒッチハイクだな、って気づいてもらえます。
 

高速から降りたいときは?

ぼくもはじめてヒッチハイクしたときは、どうやって降りるのかものすごく気になりました。 
 
まず、ドライバーさんの目的地が自分の目的地と近い場合は問題ありません。ドライバーさんに乗せてもらって降ります。問題なのは、ドライバーさんと自分の目的地が違う時。こんな時は自分の目的地に最寄のSA/PAで降ろしてもらい、そこから徒歩で一般道におります。PAで勤務している方が入れるように、一般道とPAはつながっている。降り口が分からなければ売店の店員さんに聞きましょう。
 
 

超時短!ヒッチハイクの裏ワザ

ヒッチハイクにも裏ワザが存在します。これまでご紹介したコツと組み合わせれば高速バスより早く目的地に着ける確率が大幅に上がるので、ぜひお試しあれ。
 

ヒッチハイカーの味方、スマホの地図を駆使しよう

スマホの地図はめちゃ便利!と言いましたよね。スマホを使えばこんなことができちゃいます。
 
■「ボードに書く行先」を有利にする
→先述ですが、一般道では特に自分の立っている道がどこに繋がっているのか確認したうえで、書く行先を選ぶことがすごく大事。当然、その道をまっすぐ進めば行き当たる地名を書けば拾ってもらう確率が上がる。
 
■「車通りの多い道」が分かる
→これも先述。国道(黄色)を探す。
また、標準設定ではこうなっているところを

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航空写真とのハイブリットにすればこうなる。

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こうすると、写真の左下のほうは市街地だからヒッチハイクしやすいけど、右の方は完全に山の中だからヒッチハイクするのは無謀だということが分かる。
 
■ヒッチハイクポイントを探す
→グーグルのストリートビューを確認すれば、路肩が広いのか、信号があるか、車線はいくつなのか、ICの分岐がどっち方向なのか、というヒッチハイクで大事なことが、実際にそこに行かなくてもぜーんぶ分かる。「ヒッチハイクをする場所」を戦略的に選ぶことができます。もはやヒッチハイクの命。
 
■SA・PAの規模が分かる
高速で大事なのはSAの規模。これも、SAかPAかである程度把握できますが地図で航空写真とのハイブリットにして拡大していけば一目瞭然。車も写っているし、どのくらいの大きさなのかも瞬時に分かります。
 

高速で使える裏ワザ3つ

この3つは高速限定になります。
■高速のSA・PAからスタートする
高速の降り方で言いましたが、SAから一般道に降りられるなら逆に一般道から高速に徒歩で入ることも可能。なので、一般道から高速に乗りたいときは、ICじゃなくSAの下で降ろしてもらい、そこから徒歩で高速に入ることができます。
 
ヒッチハイクの難易度としてはSA・PA≒一般道>IC。
 
■高速を反対方面に進む
ヒッチハイクをしていると、たまに「いったん分岐を行き過ぎてから、反対に戻った方が速い」ってことがあります。

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例えば写真のような場合。
今乗っている車はB方向に進むけど、目的地はC方向。手前にPAがあれば降ろしてもらうこともできるけど、ない場合は一旦行き過ぎてからSAで反対に進んだ方がいいです。
SAの店員さんに聞けば、反対側のSAに渡る道を教えてくれます。
 
■必殺!ローラー作戦
SA限定ですが、拾ってもらえない時や車がほとんどいない時には、車に尋ねてまわるのもアリ。「ヒッチハイクしてるんですけど、乗せて頂けませんかー」なんて聞けば、案外のせてもらえます。ただ、ドライバーさんにとっては嫌でも少し断りずらいので、ぼくはピンチの時にしか使いません。
 

ヒッチハイクで絶対に忘れてはいけないこと

ヒッチハイクなんて全然偉くないし、スゴイことでもありません。自分が移動できるのは、乗せてくださる方がたくさんの優しさをくれるから。言うまでもないですが「感謝」の気持ちは絶対に忘れないでください。
 
こんなこと言わなくても、実際にやってみれば人の優しさがどれだけありがたいことか身に染みると思います。「感謝の言葉を伝える」のは最低限の礼儀、それができない方はヒッチハイクはしない方がいいです。
 

ぼくがヒッチハイクで学んだこと

たくさんの方に乗せて頂いて、その短い時間で「感謝」を伝えきることってすごく難しい。頂いた優しさで、逆に苦しくなることもありました。
 
だからぼくは、頂いた優しさを還元していきたい。そしてそれは、乗せてくださった方に直接返すものじゃなくてもいいと思う。
 
例えばこうやって記事にすることで誰かのヒントになればそれはひとつの還元だし、これから社会人になる立場としてヒッチハイカーを見つけたら根こそぎ拾ってやります。
 
これはぼくなりの考えですが、こうやって「優しさ」を繋いでいくことがきっと大事なことなんだと学びました。旅をしたり、見知らぬ人に助けてもらったことのある方は、きっとこの感覚が分かると思います。
 
今まで乗せてくださった方、本当にありがとうございます。
 
そして、この記事を見てヒッチハイクしてみた!って方が現れたら嬉しいです。
 
旅人よ、良い旅を!
 
 
先日のヒッチハイクの旅はシリーズとして記事にしてるのでこちらからどうぞ。

 

kuunerudasu.hatenadiary.jp

 

それでは。written by 南蒼樹(@Sight50Sky).