くうねるだす

信州大学4回生の自然派ブロガー。 おいしいものがすき。おさけも少々。

雪山用の12本アイゼンを手入れする

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雪山の必須アイテム、12本のアイゼン(足の小さい女性は本格雪山でも10本をチョイスすることもあるようだ)。雪山シーズンが終わり(もうとっくに終わっている)、来シーズンまで出番がないので、重い腰をあげてアイゼンの手入れをした。

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アイゼンはどのタイミングで手入れ(研ぐ)する?

基本的には「刃先が丸まってきたタイミング」でやればOKだろう。とはいえ、現実的にはシーズン終わりにチェックして、丸まっているようならメンテナンスする、くらいのスタンスの人が多い。

 

年に数回しかアイゼンを使う機会がないのであれば、数年に一度で十分。一方で、僕のように年に数十回も使うのであれば、アイゼンの消耗も早い。

購入したてのアイゼン。刃先もキレッキレ▽

1シーズン使って、手入れする前のアイゼン▽

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ワンシーズンでこんなにも丸くなってしまった。サビも浮いている。こんな状況では、しっかりとメンテナンスしてあげないと来シーズンの雪山を楽しめない。

 

アイゼンの手入れに必要なもの

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アイゼンを手入れするために揃えたのはこちら。

左からウェットティッシュ、シリコンスプレー、金属ヤスリ。ウェットティッシュについては靴を磨くときに使うウエスでも代用できる(というより、ウエスがなかったからウェットティッシュで代用した、という方が正しい)。

 

 

 

あと、アイゼンによってはバラすのにドライバーセットなどが必要になるかも。グリベルのair techであれば、僕が揃えた3つで十分だ。さっそく手入れしていこう。

 

アイゼンをパーツごとにバラして、サビを落とす

まず、アイゼンをバラしていく。

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紐も外した▽

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完了。▽

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僕のアイゼン(グリベルのエアーテック)はここまでしか分解できなかった。どこまで分解できるかはメーカーやモデルによって差があるので、参考程度に。

 

バラし終わったら、それぞれを軽く拭いて汚れやサビを落としていく。

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ヤスリでアイゼンの刃先を研ぐ

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いよいよ最も大事なプロセス。アイゼンの刃を、ヤスリを使って研いでいく。

このとき研ぐのは刃の側面の平らな部分。これ以外の部分を研ぐと強度が落ちるので注意。

また、研ぐ角度をしっかり保たないとどんどん丸くなってしまい逆効果なのでこちらも注意。側面と正面の角度が常に90度になるように研ぐこと。

こんな感じ▽

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これを、全部の刃先に対してやっていく。元のように、刃先が尖ったら完了だ。

 

研ぎ終わったアイゼンにシリコンスプレーを塗布する

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研ぎ終わったら、サビ防止にシリコンスプレーをする。これは屋外で新聞紙か何かを敷いて行うのがベター。

 

スプレーが終わったら、アイゼンを組み立てなおして完成▽

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少しベタベタするので、そのまま新聞紙に包んでしまっておく。来シーズンもよろしくね。

 

アイゼンの手入れビフォーアフター

before▽

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after▽

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before▽

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after▽

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サビは少し残ってしまったけれど、かなり綺麗に、そして刃先の鋭さが復活しているのが分かる。これを両足分やって完成だ。

 

まとめ

雪山では、一挙手一投足にリスクがつきまとう。そのリスクを下げるためにできることの一つが、道具の適切なメンテナンスだ。

そうでなくとも、山道具は結構高価だし、しっかりと手入れして、万全な状態でできるだけ長く使いたいものだ。

 

今回僕は初めてアイゼンの手入れをしたが、特に難しいポイントはなかった。ただ、片足分研ぐのに1時間以上かかった。慣れればもっと早くできると思うが、最初は両足で2時間くらい見積もっておいたほうがいいだろう。

 

それでは、よき山ライフを!

written by 南 蒼樹.