くうねるだす

Exploring My Nature

愛用のバギーズショーツを登山用にカスタマイズしてみた

夏になれば海から街まで履いている、パタゴニアのバギーズショーツ。軽くてすぐ乾くし、丈もちょうど良くて動きやすい。
 
そんなバギーズショーツを、登山やランでも活用できるようにちょっと手を加えてみた。

バギーズショーツは最高だけど、インナーが邪魔

バギーズショーツを履いて海に入る男性

冒頭でも書いた通り、軽い・すぐ乾く・街でも着られるデザインと、三拍子揃ったバギーズショーツ。夏には絶対に手放せないマストアイテムではあるけれど、ちょっとした不満があった。
 
それが、インナーだ。
もともとバギーズショーツは海パンだから裏にインナーがついているのだけれど、僕はこれがどうしても好きになれない。確かに海や川、プールで使うぶんには文句なし。でも、僕が大好きな登山をするときにはこのインナーが太ももの血液の循環を妨げている気がして気持ちが悪い。
 
それに、僕の登山スタイルはコンプレッションタイツ+短パンというスタイルだから、コンプレッションとインナーが干渉してしまうのが悩みだった。
 

バギーズショーツを登山用にカスタマイズしたい

パタゴニアのバギーズショーツ全体像

そんな悩みを解決してくれたのが「カスタマイズ」という手段。既製品をそのまま使うのではなくて、自分のスタイルに合わせて手を加え、時には無駄を省いたり新しいパーツを組み入れたりしながら「自分専用の一着」にしてしまうのだ。
 
バギーズショーツをカスタマイズしてしまえば、登山にはもちろん、ランでも街着でももっと自由にストレスなく使えるし、今まで通り、海や川で使うこともできる。
 
そんなわけで、インナーを除去する、というカスタマイズをやってみることにした。
 

インナーを除去する簡単なカスタマイズ

ここからは実際にカスタマイズ(といっても超簡単なものだけれど)する様子をレポートしよう。
 

縫製をチェックしてどこに手を加えるべきか見定める

バギーズショーツの縫い目

初めてのカスタマイズで、一番難しいのはこのステップ。ミスれば愛用のパンツを一着、ダメにしてしまう可能性もある。どの糸を切ればどの縫合が解けるのか、注意深く観察して見極める必要がある。
 
今回のバギーズショーツは簡単な作りで助かった。ウェストの裏側にある、インナーと本体の縫い目をカットするだけ。特に他の部分にも影響はなさそう。
 

縫い目をカットして解いていく

バギーズショーツの縫い目をカットする

狙った縫い目の裏には、傷つけてはいけない本体の縫い目が隠れていた。確実に狙った糸だけを切るように、慎重にほどいていく。
 

縫い目を解く最中のバギーズショーツ

これを、ぐるりとウェスト一周。
 

カスタマイズと同時に軽量化も

インナーを除去したバギーズショーツ

1時間ほどで完了。無事にインナーを排除することに成功した。
 
もともとは本体の生地断面から糸がほつれてこないような裁縫処理がしてあって、それも一緒にカットしてしまった(というか、切らないとインナーを除去できなかった)のだけれど、特に問題はなさそうだ。
 
見た目は変わらないが、インナーを省くことで軽量化もできた。22g軽くなって、ショーツは88gに。

軽量化したバギーズショーツ

 

まとめ:カスタマイズでギア選びに選択肢を

「このウェア、いいんだけどあと一歩惜しいな…」というギアに出会うことは、ちょいちょいあると思う。そんな時にちょっと手を加えることができれば、自分にベストな形にできるかもしれない。
 
カスタマイズは、僕ら登山者のギア選びの選択肢を広げてくれる、ひとつの手段だ。言葉の響きはちょっとイカついけれど、簡単なことから始めれば難しいことでもない。
 
今回試したのはとても簡単なカスタマイズだったけれど、必要に応じてこれからも色々なカスタマイズにチャレンジしてみようと思う。
 
written by 南蒼樹(@Sight50Sky).